陣痛って、具体的にどこがどんな風に痛いの?痛い時間の長さは?
もうすぐ出産だけど、陣痛の痛みが未知すぎて怖い…
そんな妊婦さんへ。
本記事では、以下の内容についてお話します。
- 陣痛の痛みって、どこがどんな風に痛いの?
- 陣痛の痛みは、どのくらいの時間続く?
- 陣痛の痛みを和らげる方法は?
この記事を書いている私は、出産経験有り。陣痛の痛みも身をもって味わっております。
当時の体験談も交えつつお話していくので、陣痛に対するイメージがかなり鮮明になるかと思います。
■陣痛の痛みって、どこがどんな風に痛いの?

陣痛は、痛む場所も痛み方も妊婦さんによってさまざまですが、大体のパターンは決まってきています。
まず「痛む場所」としては、主に「お腹(下腹部)と腰が痛かった」という妊婦さんが多いです。
その他には、お尻や足の付け根・骨盤・股間などが痛むケースもあります。
また「痛み方」についても、数パターンあります。
まずお腹(下腹部)が痛む場合は、以下のような痛みになりやすいです。
- ぎゅーっと締め付けられるような痛み
- 下痢の時のような痛み
- 生理痛のような痛み
そして腰が痛む場合は、以下のとおり。
- 腰の骨がくだけそうな、バキバキとした痛み
- 金槌で叩きつけられているかのような痛み
なおお尻や股間・足の付け根や骨盤が痛む場合も、骨がくだけそうな痛みであることが多いです。
そしてつらいことに、上記のような痛みが複数合わさって起こることも。
私の場合も、最初は軽めの腰痛から始まりましたが、次第にその腰痛が「骨がくだけそうな強い痛み」に変わり、そこから「お腹をぎゅーっと締め付けられるような痛み」も加わり、さらには足の付け根あたりに強烈な「だるさ」が加わり、最後の方はもう全部が痛かったです。
■陣痛の痛みは、どのくらいの時間続く?

初産だと、陣痛開始から出産までに平均10~16時間ほどかかると言われています。
私も第一子の出産時間は13時間でした。
が、この間ずっとマックスの痛みが続くわけではありません。
というのも陣痛は、段階に応じてその痛みの程度が大きく変わってくるんです。
ざっくり言うと、以下のような感じです。
- 陣痛の始まり(10分間隔くらい):「普通に痛い」レベル
- 陣痛の序盤:「かなり痛い」レベル
- 陣痛の中盤:「救急車呼んで」レベル
- 陣痛の終盤(=ピーク):壮絶すぎて良い表現見つからず
「陣痛の終盤」=「マックスの痛み」にあたるわけですが、この終盤というのは、具体的には最後の2・3時間ほどです。
また、陣痛は「波のように押し寄せては引いていく」を繰り返すので、合間合間に休める時間もあります。実際、「陣痛の合間は眠っていた」なんて妊婦さんも結構います。
私は眠ることはできませんでしたが、夫や助産師さんとべらべらお喋りすることは全然できていました。
なので、何時間も絶え間なく激痛に襲われ続ける、ということはあまりないと思うので安心してくださいね。
しかも終盤は「いきみ逃し」とか「全力でいきむ」とかやらなきゃいけないことがあるので、痛みを感じている余裕すらなくなってきます。
■陣痛の痛みを和らげる方法は?

陣痛の痛みは、適切な対応をとればある程度和らげることができます。
「痛み」という感覚は、心と体の状態次第でその感じ方が変わってくるものだからです。
例えば陣痛の痛みを和らげる方法として、以下のようなものがあります。
- 腹式呼吸をする
- 赤ちゃんが出口に向かっている姿をイメージする
- 目をつむらず、おへそのあたりを見つめる
- 「痛み以外の感覚」に意識を向ける
- 助産師さんの指示を着実に遂行する
- こまめな水分補給をする
- 出された食事はなるべく食べる
上記は、実際に私が出産時に意識して行っていたことです。そのかいあってか、私は陣痛をそこまでつらく感じずに済みました。
もちろん痛かったですけどね。でも比較的軽くとらえることができたということです。
なのでいざ陣痛が来たら、ぜひ上記を試してみることをおすすめします。
なお上記方法について、詳しくは 陣痛がそこまでつらくなかった私が行っていた、痛みの逃し方7つの記事にまとめておりますので、ご覧ください。
■まとめ:陣痛はお腹や腰が痛むことが多く、その痛み方はさまざまです

これまでのお話をまとめます。
- 陣痛は、主にお腹や腰が痛むことが多い
- お腹が締め付けられるような痛みや、腰が砕けそうな痛みなど、その痛み方はさまざま
- お尻や股間・足の付け根や骨盤が痛むこともある
- マックスの痛みに襲われるのは、最後の2・3時間ほど
- 陣痛は「波のように押し寄せては引いていく」を繰り返すため、合間には休める
陣痛の痛み、想像するだけでも怖いですよね。「皆乗り越えてるんだから大丈夫」なんて言われても、何も安心できないと思います。
なので、無理に恐怖心を抑えこもうとする必要はありません。というかできません。
ただいつ陣痛がやってきてもいいように、しかるべき準備をしっかり済ませておきましょう。
以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。
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