妊娠中に便秘でいきむのは、基本的には大丈夫。でもやめたほうがいいです

妊娠してから便秘になってしまってよくいきむけど、これって大丈夫なのかな?
お腹の中の赤ちゃんに良くない気がして、不安です。

そんな妊婦さんへ。

この記事では、以下の内容についてお話します。

  1. 妊娠中に便秘でいきむのは、基本的には大丈夫
  2. それでも、いきむのはもうやめたほうがいい
  3. 妊娠中に便秘でいきむことをやめるためには

私自身、妊娠当時はひどい便秘になってよくいきんでいた時期があり、心配になって産婦人科の先生に相談したことがありました。

その時先生から教わったことを中心にお話していきますので、参考になるかと思います。

1.妊娠中に便秘でいきむのは、基本的には大丈夫

妊婦さん

結論から言うと、妊娠経過が順調な妊婦さんであれば、便秘で多少強めにいきんでしまったとしても、基本的には大丈夫です。

お腹の中の赤ちゃんは、羊水でしっかり守られているからです。多少腹圧をかけたところで、赤ちゃんへの悪い影響はまずありません。

ましてや「いきんだら赤ちゃんが出てくるのでは?」といった心配も不要です。妊娠初期や中期であれば、子宮口がしっかり閉じられていて子宮頸管もまだまだ長いですし、妊娠後期や臨月だとしても、本陣痛が始まらない限りは、いきんだところで赤ちゃんは出てきません。

ただし例外として、切迫流産・切迫早産の妊婦さんは、全力でいきむようなことはしない方がいいです。

あまりに強く腹圧をかけると、状況が悪化する可能性があるからです。
例えばかなり切迫早産気味の妊婦さんが、毎日全力でいきみ続けたりすれば、子宮が張りすぎて破水――なんてことも、ないとは言い切れません。

というわけで、妊婦さんによっては気を付けるべきケースもあります。

しかし基本的には、妊婦さんが便秘で多少強めにいきんだとしても、そこまで心配する必要はありません。

2.それでも、いきむのはもうやめたほうがいい

やっちゃダメです

さて、「妊娠中に便秘でいきんでも基本的には大丈夫」と述べましたが、とはいえ「いきむ行為」そのものについては、もうやめることをおすすめします。

「いきむ」という行為には、以下のようなデメリットしかないからです。

  • 強くいきむと肛門周辺の筋肉がかたくなり閉まるため、かえって排便しづらくなる。
  • 長時間強くいきむと、痔の原因になる。
    ⇒関連記事:妊婦さんは痔になりやすい。その原因と、効果的な治し方5つ
  • いきむ習慣を長年続けていると、直腸瘤(=直腸が膣方向へ膨らんでできるポケット)ができる可能性があり、より深刻な便秘につながる

つまり便を出すためにどれほどがんばっていきんだとしても、それは体を痛めつけていることにしかならず、もはや時間と労力の無駄です。

だからこそ、もういきむことはやめたほうがいいでしょう。

3.妊娠中に便秘でいきむことをやめるためには

妊婦さん

妊娠中に便秘でいきむことをやめるためには、「いきまないと排便できない」という状況から脱すること――つまり、根本的に便秘を解消することが必要です。

便秘が解消されれば、そこまでいきまずともスルっと便が出るようになるからです。

ではどうやって便秘を根本的に解消するのか、その具体的な方法は全て妊娠中の便秘解消法20箇条【どうしても出ない方、必見です】の記事にまとめておりますので、ご覧ください。
実際に私が妊娠中の便秘を解消した方法でもあるので、参考になるかと思います。

なお便秘が解消されるまでは、無理にいきんで便を出そうとする必要はありません。

便秘であることが、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはまずないからです。
⇒関連記事:妊娠初期の便秘によって流産になることは、まずありえない3つの理由

数日間出ない日が続いても大丈夫。いきんで無理やり出そうとすることの方が、はるかにデメリットが大きいです。

「何が何でも出さなくちゃ」という思い込みを捨てれば、気持ちも楽になりますよ。

4.まとめ:妊娠中に便秘でいきむことは、これを機にやめましょう

妊婦さん

これまでのお話をまとめます。

  • 妊娠経過が順調であれば、便秘で多少強めにいきんだとしても大丈夫
  • 切迫早産や切迫流産の妊婦さんは、いきまない方がいい
  • 「いきむ」という行為にはデメリットしかなく、時間と労力の無駄
  • いきまないようにするためにも、根本的に便秘を解消しよう

妊娠中の便秘は頑固ですが、いきむことは根本的な解決になりません。

これを機に便秘そのものを解消し、「いきむ」という習慣とサヨナラしましょう。

以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。

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この記事を書いた人

アケチ

アケチ

2歳男児を育児中のヘルスケアプランナー。

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