妊婦ですが、糖負荷検査に引っかかりたくないから食事内容を見直したいです。
どういった食事メニューが血糖値に良いんでしょうか?
こういった疑問にお答えします。
本記事では、実際に私が糖負荷検査の再検査をクリアしたときの食事改善例を、写真付きでご紹介します。
50g糖負荷検査に引っかかったときの「悪い食事例」と、75gの再検査をクリアできたときの「良い食事例」を両方ご紹介するので、参考になるかと思います。
結論から言うと、血糖値を上げないためには、基本的にきつい食事制限などは一切必要ありません。なによりも「何を食べるか」が大切になってきます(もちろん、食べ過ぎは禁物ですが)。
この記事を読んで、さっそく今日から食事を変えていきましょう。
■私が糖負荷検査の再検査をクリアした食事改善例
では、私が糖負荷検査の再検査をクリアしたときの食事改善例を、Before→After形式でご紹介していきます。
【Before】糖負荷検査に引っかかる前の私の食事例
さて、まずは糖負荷検査に引っかかる前までの私の食事メニュー例です。
この食事内容でもって私は50gの糖負荷検査に引っかかったので、同じような食生活を送っている妊婦さんは要注意ですよ。
*朝ご飯

- バナナ1本
- はちみつをたっぷりかけたヨーグルト
- クッキーなどの甘いお菓子を2枚ほど
*間食

- クッキーなどの甘いお菓子を2枚ほど
*昼ご飯

- 白ご飯1杯
- 納豆
*間食

- ミルクココア
- みたらし団子2本
- おせんべい3枚ほど
*晩ご飯

- 白ご飯1杯
- 具だくさん味噌汁1杯
- おかず1品
- 副菜1品
――上記の通りです。
当時の食事内容をまとめると、「食事の総量は多くないけど、甘いものをコンスタントに食べすぎている」という感じです。
量だけを見れば、決して食べ過ぎてはいませんよね。朝と昼なんて、少ししか食べてないですから。
でも、実はこういう食事の仕方が、血糖値にはものすごくダメなんです。
当時のかかりつけ産院の保健師さんからは、「いかにも血糖値が上がりそうな食生活」との評価を受けました(汗)。
クッキーやみたらし団子など、血糖値を急上昇させてしまう「甘いもの」をコンスタントにとっているので、血糖値が下がる暇がないんです。これでは、常に高めの血糖値がキープされ続けることになります。
しかも朝食では、バナナとたっぷりのはちみつと甘いお菓子。これも最悪です。朝の空腹状態での甘いものは、血糖値をグンと上げてしまいます。
要するに血糖値を上げないためには、「食べる量を抑えれば大丈夫」というものではなく、むしろ「朝昼晩をしっかり食べてそこでお腹を満たして、できる限り間食(特に甘いもの)を減らす」ということが大切なんです。
【After】糖負荷検査に引っかかった後の私の食事改善例
さて、保健師さんからのアドバイスをもとに、私は食事メニューを以下のとおり改善しました。そして見事、再検査をクリアすることができました。
*朝ご飯

- 白ご飯1杯
- 具だくさん味噌汁1杯
- プレーンヨーグルト
*昼ご飯

- 白ご飯1杯
- 具だくさん味噌汁1杯
- 納豆
*間食

- 「血糖値を上げすぎないおやつ」を2種類ほど
⇒参考:妊娠中の血糖値を上げない間食の3つのルール【おすすめおやつやタイミングも】
*晩ご飯

- 白ご飯1杯
- 具だくさん味噌汁1杯
- おかず1品
- 副菜1品
――上記のとおりです。
まさに【3食しっかり食べて、「間食の回数」と「甘いもの」を減らした】という感じ。
なお保健師さんからもらった具体的なアドバイスは、以下のとおりです。
- 毎食お米を食べる
→腹持ちがいいので間食を減らせる - 毎食お味噌汁を食べる
→お腹に水分がたまって満腹感が増すため、1食でのドカ食いを防げる - 間食では「果物」か「甘すぎないもの」を食べる
→甘いお菓子などと比べれば血糖値を上げにくい
毎食しっかり食べるようになったことで、トータルの食事量は改善前よりもむしろ増えた感じだったので、「つらい食事制限」という感覚は一切なかったです。むしろ「こんなに食べて大丈夫なのか…?」という感じ。
ただ、甘いものを我慢しなきゃいけないのは少しつらかったですね。というか我慢しきれなくて、再検査日までにクッキーをちょっと食べてしまったことはありました…
いずれにせよ、上記のような食事メニューにしたことで、私は再検査をクリアできました。検査を控えた妊婦さんは、ぜひ参考にしてみてください。
※やってはいけないのが、「食事抜き」や「極端な糖質制限」です。こういったことをすると、糖消費のために働いている「インスリン」というホルモンがサボり始めてしまって、糖代謝力がどんどん落ちます。すると結果として、何かを食べるたびに血糖値が異常にはね上がるような体になってしまうんです。
1日3食、栄養バランスのとれた食事をしっかりとる。これはちゃんと守ってください。
■まとめ:糖負荷検査を控えた妊婦さんは、1日3回の食事をしっかりとりつつ、間食と甘いものを減らしましょう

妊婦さんが糖負荷検査をクリアするための「食事改善ポイント」を、おさらいしましょう。
- 1日3食しっかり食べて、できる限り「間食」と「甘いもの」を減らすことが大切
- 間食やドカ食いを防ぐために、毎食お米とお味噌汁を食べる
- 間食では「果物」か「甘すぎないもの」を食べる
- 極端な食事制限や糖質制限はしない
というわけで、さっそく今日から実践してみてくださいね。
なお食事メニューの改善以外にも、糖負荷検査対策としてやっておいたほうがいいことはあります。詳しくは以下記事にまとめておりますので、読んでみてください。
以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。
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