妊娠中の腹痛がなかなかの激痛…その原因と、5つの対処法

妊娠中の腹痛が、なかなかの激痛なんです。何が原因?どうすれば治まるの?
こんなに痛くて、お腹の中の赤ちゃんは大丈夫なのかな…

そんな妊婦さんへ。

本記事では、以下の内容についてお話します。

  • 妊娠中の腹痛が激痛の場合、その原因とは?
  • 妊娠中の腹痛が激痛の場合の、5つの対処法
  • 妊娠中の腹痛が激痛の場合、お腹の中の赤ちゃんへの影響は?

妊娠中の腹痛はよくある症状ですが、その痛み方には個人差があり、人によっては激痛になることもありえます。
その原因と対処法などを具体的に解説していきますので、ぜひ読んでみてください。

■妊娠中の腹痛が激痛の場合、その原因とは?

妊婦さん

妊娠中の腹痛が激痛の場合、考えられる原因は以下の4つです。

  1. 子宮の増大
  2. 腸内環境の乱れ
  3. 過敏性腸症候群
  4. その他、何らかのトラブル

では上記4つについて、詳しく解説していきます。

1.子宮の増大

妊娠中、赤ちゃんの成長とともに子宮が大きくなっていく際、腹痛を伴うことがあります。

子宮が引き伸ばされることによる痛みです。

この痛みは人によって個人差が大きく、チクチクとした軽い痛みですむこともあれば、生理痛よりもっとひどいような激痛を感じる妊婦さんもいます。

子宮の増大による腹痛は、妊娠初期の間に感じる妊婦さんが多いようです。

2.腸内環境の乱れ

妊娠中は、「プロゲステロン」というホルモンによって腸の機能が低下しますが、これも腹痛を引き起こす原因となります。

腸の機能が低下すると、腸内環境が乱れるからです。結果として便秘や下痢になり、腹痛が起こります。

加えて妊娠中期や妊娠後期には、子宮が大きくなって腸を物理的に圧迫するので、これも腸内環境の乱れに拍車をかけます。

また妊娠中はつい冷たいものを食べがちになるので、お腹が冷えて腸内環境が乱れるケースもあります。

3.過敏性腸症候群

激しい腹痛が、便秘や下痢を伴って継続している場合は、「過敏性腸症候群」になっている可能性も考えられます。

妊娠中は、過敏性腸症候群になりやすい状況だからです。

過敏性腸症候群の原因は、「ストレス」や「生活習慣の乱れ」。妊娠中はストレスを抱えやすく、つわりなどによって生活習慣も乱れやすくなるので、過敏性腸症候群になっていても不思議ではありません。

激しい腹痛は、過敏性腸症候群の典型的な症状です。詳しくは妊娠中に便秘と下痢を繰り返す…それって過敏性腸症候群かも?の記事をご覧ください。

4.その他、何らかのトラブル

妊娠中の腹痛が激痛の場合は、何らかのトラブルが起こっている可能性もないとは言い切れません。

子宮などに何らかのトラブルが起こると、激しい腹痛をきたすことがあるからです。

一口にトラブルと言っても、妊娠経過に大きな影響を及ぼすものかどうかは千差万別です。
なおトラブルが起こっている場合には、赤い出血を伴ったり痛みが長時間続いたりと、「単なる激痛」ではないケースが多いようです。

■妊娠中の腹痛が激痛の場合の、5つの対処法

リスト

妊娠中の腹痛が激痛である場合、とるべき対処法は以下の5つです。

  1. まずは受診する
  2. 腸内環境をととのえる
  3. できるだけストレスをためない
  4. 冷たいものばかり食べない
  5. 腹巻をする

では上記5つについて、詳しく解説していきます。

1.まずは受診する

妊娠中に激しい腹痛を感じたら、まずはかかりつけの産院に連絡をとり、受診しましょう。

念のため一度、エコーで見てもらった方が安全だからです。

なお連絡の際は、以下のことを産院に伝えてください。

  • いつから痛いのか
  • どこが痛いのか
  • どんな痛みなのか
    →「ずっと治まらない痛み」「規則的に繰り返す痛み」など
  • 出血はあるか
    →ある場合は、その量や色・状態など

痛みの度合いがひどければ、夜間でも構いません。何らかのトラブルが起こっている場合に備えて、なるべく早めに受診しましょう。

2.腸内環境をととのえる

妊娠中の腹痛に対する基本的な対処法は、生活習慣を改善し腸内環境をととのえることです。

腸内環境がととのえば、腹痛の原因となる便秘や下痢を解消できるからです。

腸内環境をととのえるための具体的な方法は、妊娠中の便秘解消法20箇条【どうしても出ない方、必見です】の記事にまとめておりますので、ぜひご覧ください。

3.できるだけストレスをためない

ストレスをためないようにするだけでも、激しい腹痛は治まりやすくなります。

ストレスは、腸の動きを狂わせる大きな要因となるからです。

ストレスをためないためには、1日の中で「くつろげる時間」を少しでも多く作り出すことが大切です。

仕事などはなるべく早く切り上げて帰るようにしたり、家事などは旦那さんに手伝ってもらったりして、その分くつろげる時間を多くとるようにすれば、ストレスがたまりにくくなりますよ。

4.冷たいものばかり食べない

冷たいものばかり食べないよう気を付けることも、激しい腹痛には有効です。

冷えを防止するだけでも、腸が働きやすくなるからです。

つわりがひどく、冷たいものしか食べられない場合は、せめて一緒に温かい飲み物をとるよう心がけましょう。
白湯などは味がないので、つわりの時でも飲みやすくおすすめです。

5.腹巻をする

妊娠中の腹痛が激痛の場合には、腹巻も試してみてください。

お腹が包まれることによる温かさと安心感で、痛みが緩和されやすくなるからです。

妊婦さん用の腹巻なら、締め付けもなく生地の質も良くて快適ですよ。
私は妊娠中ずっと、トコちゃんベルト用の腹巻をつけていました。すごく気持ち良くて、かゆくもならないのでおすすめです。

■妊娠中の腹痛が激痛の場合、お腹の中の赤ちゃんへの影響は?

妊婦さん

妊娠中の激しい腹痛が、お腹の中の赤ちゃんに直接的な悪影響(流産など)を及ぼすことはまずありません。

そもそも流産などのトラブルは、先天的な要因で起こるものがほとんど。母体の状態によって引き起こされることは、ごくまれです(飲酒や喫煙をしていれば別ですが)。

とはいえ、先にも述べたように何らかのトラブルが原因で激しい腹痛が起こっている可能性もないとは言い切れないので、軽視はしないほうがいいです。

何より、激痛が続くと心も体も疲弊してしまうので、できる対処はとっていきましょう。

■まとめ:妊娠中の腹痛が激痛の場合は、「5つの対処法」で乗り切ろう

妊婦さん

妊娠中の激しい腹痛に対する「5つの対処法」をおさらいしましょう。

  1. まずは受診する
  2. 腸内環境をととのえる
  3. できるだけストレスをためない
  4. 冷たいものばかり食べない
  5. 腹巻をする

妊娠中の激しい腹痛は、行動次第である程度抑えることができます。

まずは受診して、何らかのトラブルが起こっていないことを確認してから、生活習慣を見直していきましょう。

以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。

おすすめ記事

この記事を書いた人

アケチ

アケチ

2歳男児を育児中のヘルスケアプランナー。

この記事を書いた人

アケチ

アケチ

2歳男児を育児中のヘルスケアプランナー。