妊娠中ですが、生理痛のような腹痛があります。
なぜでしょうか。何か楽になる方法があれば、知りたいです。
そんな妊婦さんへ。
本記事では、以下の内容についてお話します。
- 妊娠中に生理痛のような腹痛が起きる原因
- 妊娠中に生理痛のような腹痛があるときの対処法
- 妊娠中に注意すべき腹痛とは
生理痛のような腹痛は、妊娠中にわりとよくある症状の1つです。その原因と対処法を具体的に解説していきますので、ぜひ読んでみてください。
■妊娠中に生理痛のような腹痛が起きる原因

妊娠中に生理痛のような腹痛が起きる主な原因は、「子宮が大きくなっているから」です。
赤ちゃんの成長とともに子宮が引き伸ばされていくので、その際に痛みを感じるようになります。
子宮が大きくなっていく過程で発生する痛みは、妊婦さんによってさまざまです。チクチクとした軽い下腹部痛の人もいれば、生理痛のような痛みを感じる人もいます。
時期としては、妊娠初期の間に痛みを感じる妊婦さんが多いようですが、妊娠中期や妊娠後期に入っても痛みが続く妊婦さんもいます。
私の場合は妊娠中、子宮のチクチクとした痛みを感じていました。当時の産婦人科の先生は、「よくあること。エコーで問題ないなら大丈夫だよ」と言っていましたよ。痛みは妊娠5週目から7週目ごろまで続きました。
いずれにせよ、妊娠中は子宮に大きな変化が起こっている最中なので、なんらかの違和感や痛みを抱えるのは普通のことであり、特に心配はいりません。
■妊娠中、生理痛のような腹痛があるときの対処法

1.横になって休む
妊娠中、生理痛のような腹痛が気になる時は、横になって休むようにしましょう。
痛みがあるときにやたら動くと、疲れやストレスにつながってしまうからです。
痛みというものは、横になって休めば少し治まるものです。なるべく楽な状態でいられるよう心がけましょう。心配いらない痛みとはいえ、無理は禁物ですよ。
また、自己判断で痛み止めの薬など飲まないようにしてくださいね。
2.腹巻をする
生理痛のような腹痛には、腹巻も試してみてください。
お腹が包まれることによる温かさと安心感で、痛みが緩和されやすくなるからです。
妊婦さん用の腹巻なら、締め付けもなく生地の質も良くて快適ですよ。
私は妊娠中ずっと、トコちゃんベルト用の腹巻をつけていました。すごく気持ち良くて、かゆくもならないのでおすすめです。
■妊娠中に注意すべき腹痛とは

上述したように、妊娠中の生理痛のような腹痛はあまり心配いりませんが、一方で注意すべき腹痛もあります。
それは、以下のような腹痛です。
- 耐えがたいほど強い腹痛
- 長時間続く強い腹痛
- 鮮血や大量出血を伴う腹痛
- 規則的に繰り返す腹痛
上記のような腹痛があるときは、何らかのトラブルが起こっている可能性もあります。念のためすぐにかかりつけの産院に連絡しましょう。
その際、以下のことを伝えてくださいね。
- いつから痛いのか
- どこが痛いのか
- どのくらい痛いのか
- 出血はあるか
→ある場合はその量や色・状態など
■まとめ:妊娠中の生理痛のような腹痛は、エコーで問題ないなら心配いりません

これまでのお話をまとめます。
- 妊娠中の生理痛のような腹痛は、子宮が大きくなっていく過程で起こるもの
- 生理痛のような腹痛が気になる時は、横になって休んだり、腹巻をつけたりしてみよう
- 激痛や、大量出血を伴う腹痛などがあれば、すぐに産院に連絡を
妊娠中の生理痛のような腹痛は、お腹の中で大きな変化が起こっているサインです。
あまり心配しすぎず、かといって無理はせず、過ごすようにしてください。
以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。
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