妊娠中の「腹痛と下痢」の原因と、4つの対処法【今日から実践できます】

妊娠してから腹痛と下痢が続いていて、つらいです。
何が原因? 有効な対策はあるの? お腹の中の赤ちゃんは大丈夫かな…

そんな妊婦さんへ。

本記事では、以下の内容についてお話します。

  • 妊娠中の腹痛と下痢の原因
  • 妊娠中の腹痛と下痢の対処法
  • 妊娠中の腹痛と下痢、赤ちゃんへの影響は?

腹痛と下痢は、妊娠中にわりとよくある症状です。
その原因や対処法などを詳しく解説しますので、参考になるかと思います。

■妊娠中の腹痛と下痢の原因

トイレ

妊娠中の腹痛と下痢の考えられる原因は、以下の3つです。

  1. ホルモンバランスの変化
  2. 腸内環境の乱れ
  3. 過敏性腸症候群

では上記3つについて、詳しく解説していきます。

1.ホルモンバランスの変化

妊娠中(特に妊娠初期)はホルモンバランスが大きく変化しますが、これによって腹痛と下痢が起こります。

ホルモンバランスが変化すると、自律神経のバランスが崩れるからです。自律神経の乱れは、さまざまな体調不良に直結します。

人によっては肌荒れ、人によっては吐き気など……これがいわゆる「つわり」ですね。
腹痛と下痢も、つわりの代表的な症状です。私自身、妊娠中はときどき腹痛と下痢に悩まされていました。

2.腸内環境の乱れ

妊娠中は、「プロゲステロン」というホルモンによって腸の機能が低下しますが、これも腹痛と下痢を引き起こす原因となります。

腸の機能が低下すると、腸内環境が乱れるからです。腸内環境の乱れは、下痢か便秘に直結します。

加えて妊娠中期や妊娠後期には、子宮が大きくなって腸を物理的に圧迫するので、腹痛と下痢がさらに悪化することもあります。

また妊娠中は、つい冷たいものを食べがちになるので、お腹が冷えて腸内環境が乱れるケースもあります。

3.過敏性腸症候群

妊娠中に腹痛と下痢が続くのは、「過敏性腸症候群」になっている可能性も考えられます。

妊娠中は、過敏性腸症候群になりやすい状況だからです。

過敏性腸症候群の原因は、「ストレス」や「生活習慣の乱れ」。妊娠中はストレスを抱えやすく、つわりなどによって生活習慣も乱れやすくなるので、過敏性腸症候群になっても全くおかしくありません。

腹痛と下痢は、過敏性腸症候群の代表的な症状です。詳しくは妊娠中に便秘と下痢を繰り返す…それって過敏性腸症候群かも?の記事をご覧ください。

※下痢時の冷や汗について
下痢の時、冷や汗がでることがあります。これは、下痢時の強い腹痛による「迷走神経反射」です。
迷走神経反射とは、強い痛みを感じた時などに起こる反応で、人によってはよく起こります。
特段問題はないですが、迷走神経反射が起こるとフラフラしやすくなるので、冷や汗が出た時は立ち上がろうとせず、すぐに横になってくださいね。

■妊娠中の腹痛と下痢の対処法

妊婦さんがやるべきこと

妊娠中の腹痛と下痢への対処法は、以下の4つです。

  1. 腸内環境をととのえる
  2. できるだけストレスをためない
  3. 冷たいものばかり食べない
  4. こまめな水分補給をする

では上記4つについて、詳しく解説します。

1.腸内環境をととのえる

妊娠中の腹痛と下痢に対する基本的な対処法は、生活習慣を改善し腸内環境をととのえることです。

腸内環境がととのえば、適切な水分量の便が作られるようになるからです。

腸内環境をととのえるための具体的な方法は、妊娠中の便秘解消法20箇条【どうしても出ない方、必見です】の記事にまとめております。便秘も下痢も基本的にとるべき対策は同じなので、ぜひご覧のうえ実践してみてください。

2.できるだけストレスをためない

ストレスをためないようにするだけでも、腹痛と下痢は治まりやすくなります。

ストレスは、腸の動きを狂わせる大きな要因だからです。

ストレスをためないためには、1日の中で「くつろげる時間」を少しでも多く作り出すことが大切です。

仕事などはなるべく早く切り上げて帰るようにしたり、家事などは旦那さんに手伝ってもらったりして、その分くつろげる時間を多くとるようにすれば、ストレスがたまりにくくなりますよ。

3.冷たいものばかり食べない

冷たいものばかり食べないよう気を付けることも、腹痛と下痢には有効です。

冷えを防止するだけで、腸機能の低下を抑えられるからです。

つわりがひどく、冷たいものしか食べられない場合は、せめて一緒に温かい飲み物をとるよう心がけましょう。
白湯などは味がないので、つわりの時でも飲みやすくおすすめです。

4.こまめな水分補給をする

腹痛と下痢があるときは、こまめな水分補給を心がけましょう。

こまめな水分補給は腸内環境をととのえるだけでなく、下痢による脱水症状を防ぐ効果もあるからです。

脱水症状がひどくなると、余計にひどい下痢や便秘につながったり血流が悪くなったりと、さまざまな不調をきたすようになります。そうなる前に水分をとりましょう。

ただの水よりもスポーツドリンクの方が、体内にとどまりやすいのでおすすめです。

※水下痢で吐き気や嘔吐・発熱がある場合について
単なる腹痛と下痢ではなく、水下痢が出ていて吐き気・嘔吐・発熱がある場合は、ウイルス性胃腸炎にかかっているかもしれません。
妊娠経過に直接悪影響を及ぼすことはありませんが、念のため病院に行きましょう。自己判断で薬など飲まないようにしてくださいね。

■妊娠中の腹痛と下痢、赤ちゃんへの影響は?

妊婦さん

妊娠中の腹痛と下痢が、お腹の中の赤ちゃんに悪影響(流産など)を及ぼすことはまずありません。

そもそも流産などは、先天的な要因で起こるものがほとんど。母体の状態によって引き起こされることは、ごくまれです(飲酒や喫煙をしていれば別ですが)。

とはいえ、腹痛と下痢が続くと心も体も疲弊してしまうので、できる対処はとっていきましょう。また、あまりに腹痛と下痢がひどい場合には、かかりつけのお医者さんに相談してくださいね。

■まとめ:妊娠中の腹痛と下痢は、「4つの対処法」で乗り切ろう

妊婦さん

妊娠中の腹痛と下痢に対する「4つの対処法」をおさらいしましょう。

  1. 腸内環境をととのえる
  2. できるだけストレスをためない
  3. 冷たいものばかり食べない
  4. こまめな水分補給をする

妊娠中の腹痛と下痢は、対処次第である程度抑えることができます。

できる範囲で構わないので、今日からさっそく行動してみましょう。

以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。

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この記事を書いた人

アケチ

アケチ

2歳男児を育児中のヘルスケアプランナー。

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