妊娠初期の腹痛、流産の可能性は?【結論:流産が原因とは限りません】

今妊娠初期ですが、腹痛があります…
流産になるんじゃないかと、不安で不安でたまりません。

そんな妊婦さんへ。

本記事では、以下の内容についてお話します。

  • 妊娠初期の腹痛、流産の可能性は?
  • 妊娠初期の腹痛、流産以外の原因とは
  • 妊娠初期の注意すべき腹痛とは

私自身、妊娠初期当時は腹痛が続いていたことがありました(無事出産済み)。そのあたりの体験談も少し交えつつお話していきますので、参考になるかと思います。

■妊娠初期の腹痛、流産の可能性は?

妊婦さん

妊娠初期の腹痛については、もちろん流産が原因で起こっている可能性も否定はできませんが、そうではない可能性だって十分にあります。

というのも、妊娠初期の腹痛の原因は、流産以外にもたくさんあるからです(詳細は後述)。

逆に言えば、なんの兆候もなく流産になることだってあります。つまり腹痛の有無は、大量出血を伴うとか激痛であるとかでないかぎり、あまりあてにならないんです。

しかも妊娠初期の腹痛は、程度の差はあれ、多くの妊婦さんが経験する症状。吐き気と同じくらいの「妊娠初期あるある」です。
なので、もし腹痛のある妊婦さんの多くが流産になっていたとしたら、もはや世の中の流産率はとんでもない割合になってしまいますよ。

私自身、妊娠初期はチクチクとした腹痛が続いていました。しかも茶色い出血も続いていました。
でも結果として無事出産に至っているので、腹痛やら何やらがあるからといって、必ずしも流産につながるわけではないんですね。

■妊娠初期の腹痛、流産以外の原因とは

妊婦さん

さて、では妊娠初期の腹痛について、「流産以外の原因」とはどんなものがあるのでしょうか。
それは主に以下の通りです。

  1. ホルモンバランスの急激な変化
    いわゆる「つわり」。腹痛や吐き気など、さまざまな体調不良の原因となる
  2. 子宮の増大
    赤ちゃんの成長に伴って、子宮が引き伸ばされることによって腹痛が起こる。チクチクとした痛み・キューっとした痛み・生理痛のような痛みなど
  3. 腸内環境の乱れ
    妊娠中に分泌が増える黄体ホルモン「プロゲステロン」によって、腸の機能が低下することで便秘や下痢となり、結果として腹痛が起こる
  4. 過敏性腸症候群
    ストレスや生活習慣の乱れから起こるもの。慢性的な便秘や下痢になる。腹痛も、過敏性腸症候群の代表的な症状。
    ⇒関連記事:妊娠中に便秘と下痢を繰り返す…それって過敏性腸症候群かも?
  5. その他、何らかのトラブル
    子宮外妊娠や絨毛膜下血腫など。発生確率は低め

上記の通り、妊娠初期の腹痛の原因は本当にさまざまで、なおかつ問題のないものが多いんですよ。

とはいえ、何が原因かは産婦人科の先生に判断してもらうべきなので、腹痛があることはきちんと先生に伝えましょう。
いずれにせよ、エコーで赤ちゃんが順調に成長しているのであれば、過剰に心配する必要はありません。

■妊娠初期の注意すべき腹痛とは

注意

上述したように、妊娠初期の腹痛は問題のないものも多いですが、一方で注意すべき腹痛もあります。
それは、以下のような腹痛です。

  • 耐えがたいほど激しい腹痛
  • 長時間続く腹痛
  • 鮮血や大量出血を伴う腹痛
  • 規則的に繰り返す腹痛

上記のような腹痛が起こったときは、なんらかのトラブルが起こっている可能性もあるので、次の妊婦健診日を待たず、すぐにかかりつけの産院に連絡しましょう。
なお連絡の際は、以下のことも伝えてくださいね。

  • いつから痛いのか
  • どこが痛いのか
  • 出血がある場合はその量や色・状態など

■まとめ:妊娠初期の腹痛は、必ずしも流産が原因であるとは限りません

妊婦さん

これまでのお話をまとめます。

  • 妊娠初期の腹痛の原因は、流産以外にもたくさんある
  • 「流産以外の原因」とは、ホルモンバランスの急激な変化・子宮の増大・腸内環境の乱れ・過敏性腸症候群など
  • 激しすぎる腹痛や、大量出血を伴う腹痛などがあれば、すぐに産院に連絡を

妊娠初期に腹痛があると、ものすごく不安を感じますよね。私もそうでした。

でもいちばん重要なのは腹痛などの「症状」ではなく、「赤ちゃんや子宮の状態」です。
エコーで見てもらって問題ないのであれば、あまりネガティブになりすぎないようにしましょう。

以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。

おすすめ記事

この記事を書いた人

アケチ

アケチ

2歳男児を育児中のヘルスケアプランナー。

この記事を書いた人

アケチ

アケチ

2歳男児を育児中のヘルスケアプランナー。