つわりでだるい。動けない。何もしたくない。
でも家事はやらなきゃいけないし、仕事もある。
どうしよう…
そんな妊婦さんへ。
本記事では、以下の内容についてお話します。
- つわりでだるいときに無理してはいけない3つの理由
- つわりでだるいときの5つの対策
この記事を書いている私自身、つわりのだるさをイヤというほど味わった経験があります。
そのときの経験に基づいた内容となっているので、参考になるかと思います。
この記事を読めば「今は無理せず休む時なんだ」と認識できて、休むことへの後ろめたさがなくなりますよ。
■つわりでだるいときに無理してはいけない3つの理由

つわりでだるいときは、無理して動いてはいけません。
その理由は以下の3つです。
- 思わぬ事故につながるかもしれないから
- つわり症状が悪化するから
- だるい時は何をやってもうまくいかないから
では詳しく解説していきます。
1.思わぬ事故につながるかもしれないから
つわりでだるいときに無理して動くと、思わぬ事故につながるリスクが高まります。
たとえば、以下のようなことですね。
- 道行く人や自転車にぶつかる
- 階段でつまずく
- 熱いものをこぼす
妊娠中、しかもつわりでだるいときとなると、注意力や瞬発力がものすごく落ちているからです。

普段ならサラッと回避できていたことも、妊娠中だとそうはいかなくなります。
私の元同僚は、妊娠中に職場のちょっとした段差につまずいて、足を骨折しました(赤ちゃんは無事でした)。
なのでつわりでだるいときは、なるべく行動範囲を広げない方がいいです。家で安静にしているのがいちばん。
2.つわり症状が悪化するから
基本的に、体がだるいときに無理して動くと、だるさは余計に増します。
それだけでなく、他のつわり症状(吐き気や頭痛など)も悪化します。
「しんどいのに無理して動く」という行為そのものが、ストレスを倍増させるからです。
ストレスは、症状を悪化させる最大要因なんですよ。
ただでさえつわりでつらい体に、ストレスでムチ打つようなものです。
「つわりは病気じゃないから…」と無理する気持ちもわかりますが、明らかな「症状」があるんですから、結果として病気の状態と同じです。原因が違うだけで。
なので、堂々と休むべきなんですよね。
3.だるい時は何をやってもうまくいかないから
つわりでだるいときは、基本的に何をやってもうまくいかないです。
先にも述べたように、つわり中は集中力や瞬発力が落ちているからです。
何かとミスはするわ、物は落とすわ、それでやたらと気分も落ち込むわ…ほんと良いことありません。
「こんなんだったらもう何もせず休んどきゃ良かった…」と後悔することになるはず。
だからこそ、潔く安静にしておく方が良いんです。
■つわりでだるいときの5つの対策

つわりでだるいときは、以下5つの対策をとりましょう。
- 家事は夫に任せる
- 掃除は最低限
- 仕事はできるだけ休む
- 体を冷やさない
- 生活リズムを規則正しく
では順番に詳しく解説していきます。
1.家事は夫に任せる
つわりでだるいときは、家事なんて一切しなくて良いです。
家事って、実はそこそこの重労働。体がだるいのに家事をし続けていたら、いつまでたっても楽になりません。
旦那さんに家事を全任せしましょう。つわりの時期だけなんですから、遠慮は不要です。
「夫は家事できないから無理…」という人、ざっくりやり方だけ教えてあとはとにかくやらせてください。そこは甘やかしちゃダメ。
ご飯はスーパーのお惣菜とかで良いわけですから、あとは洗濯と食器洗いくらいですよね。子供じゃないんだから、これくらいはできるはず。
ちなみに旦那さんが家事をやっているところは、見ない方が良いですよ。見ると、いろいろ指摘したくなっちゃうから。
思い切って全任せした方がお互い楽です。
2.掃除は最低限
つわりでだるい最中は、掃除は最低限で良いです。
最低限というと具体的には、トイレ掃除だけを1~2週間に1回の頻度でやっておけば十分です。

トイレ掃除も旦那さんに任せましょう。
他の場所については、つわりが治まってから掃除すれば良い話。
一般的につわりは安定期に入るころには治まるので、それまでの間に掃除をしなかったからといって、どうなるわけでもありません。
つわりでだるいときは、「今やらなくてもいいこと」はガンガン捨てることが大切。掃除もその1つですよ。
3.仕事はできるだけ休む
つわりでひどくだるいときは、基本的に仕事は休むことをおすすめします。
だるい中で仕事をやってもたいてい上手くいかないし、周りに気を遣わせるし、「つわりでも働く」という悪しき前例を作っちゃうし、メリットがありません。
ただ、「家にいる時よりも仕事中の方がつわりが楽」というケースもあるので、試しに出社してみるのはアリかも。
あまりに症状がひどければ、病院にお願いすれば「診断書」や「母性健康管理指導事項連絡カード」を書いてもらえるかもしれません。
つらくてどうしようもないときは、一度病院に相談してみましょう。
4.体を冷やさない
つわりでだるいときは、できるかぎり体を冷やさないようにしてください。
冷えはあらゆる体調不良の元です。
つわりのときって、冷たいものを食べたくなりがちですよね。なので余計に体が冷えやすくなっています。
だからこそ、意識して以下のことを心がけてください。
- 体調が良い時は歩く
- 白湯を飲む
- お風呂につかる
白湯は、水筒に入れて常に持ち歩いておくといいですよ。飲むと胃腸を元気にしてくれます。
5.生活リズムを規則正しく
つわりでだるいときでも、生活リズムだけはある程度規則正しくしておきましょう。
だるいからといってめちゃくちゃな生活リズムを送っていると、自律神経が乱れてさらにだるくなってしまいます。
具体的には、
- 起床時間
- 食事の時間
- 就寝時間
上記の3点だけは、ある程度毎日そろえましょう。
理想を言えば、早寝早起きがベストです。
また、朝起きたらなるべく日光を浴びるようにしてください。心身の調子がととのいます。

夜眠れないという人は、お布団に入って読書してみましょう。スマホいじりはNGですが、紙の本を読むのは、人によってはかなり入眠効果があります。
■まとめ:つわりでだるいときは、とことん楽しよう

これまでのお話をまとめます。
つわりでだるいときに無理をしてはいけない理由は、
- 思わぬ事故につながるかもしれないから
- つわり症状が悪化するから
- だるい時は何をやってもうまくいかないから
おすすめの対策は、
- 家事は夫に任せる
- 掃除は最低限
- 仕事はできるだけ休む
- 体を冷やさない
- 生活リズムを規則正しく
つわりでだるいときは、面倒ごとは手放して、とことん楽をしましょう。
以上、アケチ(@akechi_kodomo)でした。
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